内容説明
1945年8月6日の広島の悲劇を描いた不朽の名作「夏の花」の著者として名高い原民喜。だが彼には、彼自身の悲劇があった…45歳で自ら世を去るまでの、苦悩にみちた、しかし一筋につらぬかれた清冽な生涯を、細緻な作品解読と深い共感を通して甦らせる感動の評伝傑作。蓮如上人滅後五百年記念・ノンフィクション文学賞第二回蓮如賞優秀作。
目次
1 原民喜の生涯―その五つの画期
2 死への道行き―作品群『美しき死の岸に』
3 「夏の花」の意味するもの
1945年8月6日の広島の悲劇を描いた不朽の名作「夏の花」の著者として名高い原民喜。だが彼には、彼自身の悲劇があった…45歳で自ら世を去るまでの、苦悩にみちた、しかし一筋につらぬかれた清冽な生涯を、細緻な作品解読と深い共感を通して甦らせる感動の評伝傑作。蓮如上人滅後五百年記念・ノンフィクション文学賞第二回蓮如賞優秀作。
1 原民喜の生涯―その五つの画期
2 死への道行き―作品群『美しき死の岸に』
3 「夏の花」の意味するもの