内容説明
全員がリーダー、全員が横一線、全員がオンリーワン。光の当たりにくい部門に光を当て、マニュアルに頼らず、仕事をアートにする。今、注目の川越胃腸病院が、なぜ人々から信頼されるようになったのか、25年間をかけた組織改革を明らかにする。
目次
第1章 人を活かし成長させる経営
第2章 本質の追求
第3章 時間をかけて職員満足度を向上させる
第4章 サービス・品質の向上と顧客満足度の向上
第5章 一人ひとりが考えリーダーとなる組織
第6章 社会の中での存在価値
第7章 永続的成長のために
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Seiichi Takayama
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病院は医療の専門家(医師)が経営するが、経営の専門家ではない。企業も特定分野の専門家(技術者)が経営することがあるが、経営の専門家ではない。病院経営も、企業経営も、通じるものがあるのでは、と感じた。●従業員満足度を高める事で、顧客満足度が高まり、社会満足度も高まる、という好循環モデル。●業務では「マニュアル化」が叫ばれるが弊害もあり、属人的な「アート化」も必要、そのバランスを取る事が経営者の腕の見せ所、という記述は納得がいった。特にITを始めとする技術サービス業においては、大事な考え方だと感じた。2014/05/21