若者のトリセツ

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  • サイズ B6判/ページ数 218p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784820119265
  • NDC分類 336.4
  • Cコード C2034

内容説明

日本のありとあらゆる職業的組織に横たわる深い世代間ギャップの正体を明らかにし、そのうえで我々が若者とどう接するべきかを考えている。その意味での「トリセツ」であって、家電製品の取扱説明書のようなものではない。長年にわたって、我々の社会は「若者」という貴重な資源の扱いかたを誤ってきたのではないか。

目次

第1章 若者の人間力不足は本当か?
第2章 レッテルを貼ることの功罪
第3章 若者の意識の変化
第4章 オフィスの世代間ギャップは絶対になくならない
第5章 社会は若者をどう取り扱うべきか?
第6章 オフィスで若者をどう取り扱うべきか?

著者等紹介

岩間夏樹[イワマナツキ]
社会学者。1955年東京生まれ、東京大学文学部卒業、東北大学大学院博士課程単位取得満期退学。1984年ライズコーポレーション(株)設立、代表取締役に就任(同社は社会学者にフィールドワークの機会を提供する同人組織)、東京都庁青少年問題協議会審議委員、文部科学省提供テレビ番組企画委員を歴任し、2000年よりビエナライフスタイル研究所取締役研究主幹を兼務。都立荏原看護学校講師(社会学)、法政大学大学院講師(計量的データ分析法)、厚生労働省ニート自立支援事業「若者自立塾」専門委員、財団法人民間放送教育協会評議員、日本社会学会、日本教育社会学会会員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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チェ・ブンブン

27
人とのコミュニケーション、共同体でやっていく能力が低下したのは、ITの発達や核家族化の他にもグローバル化があるんじゃないかな?日本の道徳が海外で通じないなら知る必要ないと日本の伝統を無視し始めているのでは?一方で、未来はどこいっても暗いから取り敢えず目の前に面従腹背、しかしハングリー精神は低いから言いなりになってしまう...かなり、自分は生きて行けるか不安になった。留学で海外かぶれにならないようにしようw2014/06/21

YH

0
私が思っていたことをとても端的に表現してくれている。 ・中高年世代が若い世代を見て「人間力に欠ける」という印象をもつのは、ギャップがあまりにも大きいため、とても「同じ人間とは思えない」からなのだろう。だとするなら、若い世代から中高年世代を見れば、全く同様に、とても「同じ人間とは思えない」はすだ、という想像力がどうして働かないのだろうp19 ・「職業が"なりわい"から"自分探し"に変化した」p1302021/03/26

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