内容説明
創造開発型企業として生き残るには、お客様・従業員・株主の信頼関係のもと、既存の素材、部品、情報を融合させ、それに感性を加えることによって新しい価値を生み出す「創造」が大切だ。
目次
第1章 逆風の中での出発
第2章 会社再生に向けて始動
第3章 革新への道
第4章 未知への挑戦
第5章 会社の形を変え組織を変える
第6章 さらなる飛躍を目指して
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ともあきほ
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内容は他の企業のTOPが言っているのとそう変わらない。読みやすいが・・・ブラザーもミシンだけじゃないと初めて知った。 2004/05/19
ツェフ
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ブラザーの組織改革の調査のために読みました。私にとってブラザー=ミシンというイメージで、ミシン製造で培ったコアコンピタンスから通信機器事業へ進出したのだと単純に推測していました。本書の中では技術のスピンアウトについての記述はあまりなく、実際の販売手法や製品の展開、そしてなぜアメリカ市場に絞って低価格なファックスを売り込んだのか、などについてに描かれています。それらの実際の事象の中から現在のブラザーの強みにつながった社内の変化や改革について、具体的に示され、全社を挙げた意思疎通の重要性が強調されています。2011/12/05