内容説明
恣意的な数字を排し、客観的・具体的データに基づく詳細な独自シミュレーションを示し、「公正・活力・簡素」な総合的税体系のあり方を提起する。
目次
第1章 日本の税制改革論議どこが問題か―抜本改革の座標軸
第2章 持続的に経済活力を高める税制とは―レーガン税制の教訓を踏まえて
第3章 資本市場活性化と税制―リスクテイクを促進する税制
第4章 税の空洞化論をただす―広く薄い税負担は本当に必要か
第5章 経済・社会構造の変化と税制―ライフスタイルに中立な税体系とは
第6章 企業活力と税制―努力した企業が報われる税制とは
第7章 地方の自立・活性化と税制―交付金・補助金・税制の三位一体改革が必要
第8章 構造改革と税制―消費税の大幅引き上げは避けられない
著者等紹介
湯元健治[ユモトケンジ]
1980年京都大学経済学部卒業。同年、株式会社住友銀行入行。83年調査第一部。92年株式会社日本総合研究所出向。98年経済戦略会議主任調査官。現在、調査部経済・社会政策研究センター所長、主席研究員
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。