内容説明
企業の存亡に直結する技術革新をいかに管理するか。企業におけるR&Dの重要性は論をまたない。とくに日本企業にとっては世界に通じる技術革新を生みだせるかどうかが、その存亡の鍵となろう。本書はハーバードをはじめとする米国の第一線の学者たちによるケース分析、論文をまとめた。テクノロジーマネジメントについての数多くの理解や示唆が得られるであろう。
目次
第1部 技術戦略の構築(特色ある技術力;技術の選択;デザインの選択;製品設計;R&D資源の配分;事業戦略と技術戦略の統合)
第2部 新製品と新事業の開発(マーケティング―エンジニアリング―製造を結ぶインターフェイス;新製品開発の学習サイクル;企業の新規事業化プロセス;新規事業戦略の選択)
第3部 革新システムの設計および管理(研究から開発へ;企業家的組織;企業内ベンチャー事業部;企業家精神の制度化;企業家的環境を維持する;成熟企業における企業家精神の将来)