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イメージと読みの将棋観

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  • サイズ B6判/ページ数 256p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784819702522
  • NDC分類 796
  • Cコード C2276

内容説明

月刊「将棋世界」の人気講座がパワーアップして登場!新題を加えた選りすぐりのテーマ。また、羽生×谷川座談会も収録した。

目次

第1章 序盤戦(中原、驚きの勝負術;初手の戦略は;2手目後手3二飛の奇手 ほか)
第2章 中盤戦(高野山の決戦;横歩取り後手3八歩戦法は通用するか?;右四間飛車の成否は? ほか)
第3章 終盤戦(鬼宗看の妙手;大山‐升田戦の終盤;升田‐大内戦の終盤 ほか)

著者等紹介

鈴木宏彦[スズキヒロヒコ]
愛知県岡崎市の出身。早稲田大学在学中より同郷の石田和雄九段に将棋を師事。日本将棋連盟で将棋世界誌の編集を8年間したのち観戦記者として独立。現在は複数の新聞に観戦記を執筆するかたわら、プロ将棋の歴史的研究や統計的解明に力を注いでいる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

いちはじめ

3
序盤戦ではけっこう一致した見解が出るが、中盤、終盤になると意見が分かれるとこが多いのが、興味深い。トップ棋士6人の個性がはっきり出ていて、嬉しくなってしまう。2008/10/16

ラッキー55

2
イメージと読みの将棋観、読了。現代の将棋のトッププロ6人が、阪田三吉や大山名人、升田名人などが将棋における勝負手を放った直前の盤面において、どうさすかを問うた内容である。意見を述べた後に、偉大な棋士の選んだ驚きの奇手を聞くと、これは今の私より強いとか、神がかっているなどの 様々なコメントが楽しかった。難解な状況では意見が分かれる場合がほとんどであるので、将棋の奥の深さを改めて感じた。 たぶん、まだまだ人間はコンピュータに負けないなとも感じた。2012/05/30

しーふぉ

2
本当に一流の棋士を集めたというのが成功ですね。大体同じような見方をすると思いきは、それぞれ読みが異なるのが意外でした。面白い企画!2012/02/15

glaciers courtesy

2
色々な局面を提示し、羽生谷川渡辺というトップ棋士に次の一手や形勢判断を聞く。勝又教授の「最新戦法の話」も面白かったけど、これも実際に将棋を指すよりもタイトル戦のネット中継が楽しみな「将棋を指さない将棋ファン」にとっては楽しく読める。将棋の最新形に対するトップ棋士の見解や、江戸時代の棋譜や大山‐升田時代の将棋に題材を取ったものなど、バラエティ豊かな話題で飽きない。オススメである。2009/12/23

柚衣

2
雑誌短期連載がまた始まったので再読。やはりこの企画はおもしろい。それぞれ読みが違うのは当たり前なんだけど、棋士の気風とか性格とかそういったものと併せて読んでるとあっという間に読めてしまう。将棋っていうのがとっつきにくいのが残念だなぁ。おもしろいんだけどなぁ。2009/12/06

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