出版社内容情報
「徒然草」の原文と現代語訳を毛筆書写のお手本の語句に使用。独学や書塾などで初級中級者の教材として幅広く利用可能です。日本人に最も親しまれてきた随筆「徒然草」を毛筆書写のお手本の語句に使用しました。
原文の語句を使用した書写手本は少し変体仮名を入れて流れをよくし、現代語訳の語句を使用した書写手本は変体仮名を使わず読んで楽しめるように工夫をしました。
原文と現代語訳の両方を比べながら書くと、兼好法師の考え方、価値観がよくわかり、現代に在っても肯ける内容に感動します。
独学で書を学びたい方、書塾やカルチャーセンターなどの教材として幅広くご利用いただけます。毛筆書写技能の向上と徒然草の世界観も楽しめる一冊です。
津田 静鳳[ツダ セイホウ]
著・文・その他
目次
序段 つれゞゝなるまゝに
1段(1) 人は、かたち・ありさま
1段(2) しな・かたちこそ
1段(3) ありたき事は
2段 いにしへの
7段(1) あだし野の
7段(2) 命あるものを見るに
10段(1) 家居のつきゞゝしく
10段(2) 今めかしく
13段 ひとり、燈のもとに〔ほか〕
著者等紹介
津田静鳳[ツダセイホウ]
津田貞子。長野県に生まれる。狩田巻山先生に師事。東京外国語大学留学生課外授業(書道)講師。現職:読売日本テレビ文化センター荻窪講師、川口カルチャーセンター講師、セブンカルチャークラブ武蔵境講師、(一財)日本書写技能検定協会東京都審査委員、静山書会主宰(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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