内容説明
小学生の頃からずっと化学が好きだった。美しい自然、日本人に必要な常識を徹底して身につけさせてくれた灘中・灘高、京大は世界一ではないと知った日、ハーバード大学のノーベル賞受賞者たち。自身もノーベル賞候補者である著者が、トップ科学者たちが持つ「世界一の感覚」やイノベーションを生む感動をいきいきと描く。
目次
第1章 ずっと化学が好きだった
第2章 京都大学とハーバード大学
第3章 ナンバーワンの感覚 ハーバード大学
第4章 教科書には書いていないこと 京都大学
第5章 世界中からの招聘 ハワイ大学
第6章 名古屋が日本のナンバーワン 名古屋大学
第7章 世界の最先端にいる爽快感 シカゴ大学
第8章 創造とは何か 中部大学
著者等紹介
山本尚[ヤマモトヒサシ]
1943年、兵庫県生まれ。中部大学ペプチド研究センター長、卓越教授。名古屋大学特別教授、シカゴ大学名誉教授。京都大学工学部工業化学科卒業。ハーバード大学大学院化学科博士課程修了。東レ基礎研究所に10カ月勤務したのち、京都大学工学部助手。その後、ハワイ大学准教授、名古屋大学助教授・教授、シカゴ大学教授などを歴任し、2011年に中部大学教授に就任。元日本化学会会長。2017年に有機化学で最も権威ある「ロジャー・アダムス賞」受賞。2018年に瑞宝中綬章、文化功労者(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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