内容説明
今、日本に必要なのは「総力戦」だ。2025年から27年、アメリカは通常戦力でも核戦力でも中国を抑止できなくなる。中国の台湾侵略で日米はどう戦うのか。中国はどう攻めてくるのか。アメリカと中国はどちらが強いのか。日米同盟のリスクは何か。安保3文書の背景「危機の実態」を明らかにする。
目次
第1章 台湾有事は予想より早い
第2章 君たち、勝てるのか
第3章 日米VS.中国 どちらが強いのか
第4章 日本のサイバー敗戦
第5章 台湾有事 米軍は台湾に集中する
第6章 国のために戦いますか
第7章 もし、中国が日本に戦術核を使ったら
第8章 4年以内に必要な継戦能力
第9章 日本は勝てるのか
付録 台湾海峡危機 日本はいかに備えるべきか
著者等紹介
岩田清文[イワタキヨフミ]
1957年生まれ。元陸将、陸上幕僚長。防衛大学校(電気工学)を卒業後、79年に陸上自衛隊に入隊。戦車部隊勤務などを経て、米陸軍指揮幕僚大学(カンザス州)にて学ぶ。第71戦車連隊長、陸上幕僚監部人事部長、第7師団長、統合幕僚副長、北部方面総監などを経て2013年に第34代陸上幕僚長に就任。2016年に退官
武居智久[タケイトモヒサ]
1957年生まれ。元海将、海上幕僚長。防衛大学校(電気工学)を卒業後、79年に海上自衛隊入隊。筑波大学大学院地域研究研究科修了(地域研究学修士)、米国海軍大学指揮課程卒。海上幕僚監部防衛部長、大湊地方総監、海上幕僚副長、横須賀地方総監を経て、2014年に第32代海上幕僚長に就任。2016年に退官。2017年、米国海軍大学教授兼米国海軍作戦部長特別インターナショナルフェロー。現在、三波工業株式会社特別顧問
尾上定正[オウエサダマサ]
1959年生まれ。元空将、航空自衛隊補給本部長。防衛大学校(管理学専攻)を卒業後、82年に航空自衛隊入隊。ハーバード大学ケネディ行政大学院修士。米国防総合大学・国家戦略修士。統合幕僚監部防衛計画部長、航空自衛隊幹部学校長、北部航空方面隊司令官、航空自衛隊補給本部長などを歴任し、2017年に退官。2019年7月~21年6月、ハーバード大学アジアセンター上席フェロー。現在、API(アジア・パシフィック・イニシアティブ)シニアフェロー
兼原信克[カネハラノブカツ]
1959年生まれ。同志社大学特別客員教授。東京大学法学部を卒業後、81年に外務省に入省。フランス国立行政学院(ENA)で研修の後、ブリュッセル、ニューヨーク、ワシントン、ソウルなどで在外勤務。2012年、外務省国際法局長から内閣官房副長官補(外政担当)に転じる。2014年から新設の国家安全保障局次長も兼務。2019年に退官(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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