内容説明
憲法は75歳、あちこちガタが来ています。なのに一度も治療(改正)をしてもらえない!憲法学の権威が「吾輩=75歳の憲法」の視点からユーモラスにその生い立ちと不具合を明らかにする。
目次
第1編 吾輩はこうして生まれた(生い立ちの記;「陰の主役」極東委員会;マッカーサー草案の舞台裏;運命の帝国議会審議;「第9条」正史)
第2編 紆余曲折の75年(自衛隊の創設(1950年代)
内閣の憲法調査会(1950~60年代)
日米安全保障条約の改定(1950~60年代)
PKO協力法―自衛隊の海外派遣(1992年)
国会の憲法調査会(2000~05年) ほか)
著者等紹介
西修[ニシオサム]
駒澤大学名誉教授。1940(昭和15)年、富山県生まれ。早稲田大学政治経済学部政治学科卒業。同大学院修士課程、博士課程修了。駒澤大学法学部教授をへて、2011年より名誉教授。政治学博士、法学博士。専攻は憲法学、比較憲法学。メリーランド大学、プリンストン大学、エラスムス大学などで在外研究。第1次・第2次安倍晋三内閣「安保法制懇」メンバー。2019年、第34回正論大賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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