内容説明
なぜ日本人は公権力を嫌うのか。なぜ日本人は有事に備えないのか。なぜ日本人は中国人とここまで違うのか。国土の視点から日本人の強みも弱みも解き明かす、目からウロコの日本人論。
目次
序章 「日本人」は何を経験し何を経験しなかったか
第1章 歴史を動かした国土と災害・飢饉
第2章 なぜ「日本人」は生まれたのか
第3章 なぜ日本人は世界の残酷さを理解できないか
第4章 なぜ日本人は権力を嫌うのか
第5章 なぜ日本人は中国人とここまで違うのか
第6章 なぜ日本人には長期戦略がないと言われるか
第7章 なぜ日本人はグローバル化の中で彷徨っているか
著者等紹介
大石久和[オオイシヒサカズ]
1945年、兵庫県生まれ。1970年、京都大学大学院工学研究科修士課程修了。同年、建設省入省、建設省道路局長、国土交通省技監等を歴任。2004年退官後、国土技術研究センター理事長、土木学会会長などを経て、全日本建設技術協会会長、国土学総合研究所所長(オリエンタルコンサルタンツ最高顧問)を兼務。専攻・国土学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
ドッケン
26
日本人の考え方の成り立ちがよくわかり、勉強になりました。2026/03/21
ミノカサゴ134
2
著者は、元建設省と国土交通省の高級官僚。前半は、国土の自然環境と近隣諸国との地理的環境を切り口に、日本という国の特徴を解説。後半は、日本人の「強み」について、著者は欧米人の「個人主義」に対比させて「集団力」だと主張する。語り口がストレート。日本という国と日本人が大好きで、だから今の日本の政治や知識人に対してガミガミと文句を言っている。オモロいおっちゃん(というと、なんだとぅ!と目をむいて怒られそう ^_^)2026/03/11
梅屋敷
2
公共施設の建設に興味があり、過去にどれだけの震災や風水害があったのかを知ることが必須だと思い、購入しました。結論から言えばとても分かりやすかったです。後半は日本人の気質について書かれており、妙に納得できるものでした。私の周りにも推薦したいです。2024/01/27
つじつじ
2
喧嘩両成敗という考えがないのは、最近ウィル・スミスの件でわかった。日本人は、ウィルに同情的だったけど、海外は違うのだなと。2022/04/30
七
1
梅棹忠夫氏の『文明の生態史観』が世界の歴史観について著した本なら、本書は日本の歴史観について著した本と言えます。セットで読むことをお勧めします。本書はユーラシア諸国と日本を「紛争死史観」と「災害死史観」に分け、予期せぬ災害が日本の文明・文化を作り上げてきたといいます。そうした日本人の強み・弱みについても詳しく書かれているので、グローバル化が進む現代において、我々はどう世界と向き合うべきなのかを考えるきっかけになると思いました。




