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内容説明
「僕はテレビにずっと反発してきた」。『やすらぎの刻~道』『やすらぎの郷』『北の国から』『前略おふくろ様』…。珠玉の名作はなぜ生まれたか。
目次
第1章 昭和から平成、令和をつなぐ物語―「やすらぎの郷」「やすらぎの刻~道」
第2章 戦後日本を総括する物語―「北の国から」
第3章 東京を離れて見えた物語―「6羽のかもめ」「前略おふくろ様」「りんりんと」「幻の町」「うちのホンカン」「浮浪雲」
第4章 富良野がつないだ物語―「昨日、悲別で」「ライスカレー」「風のガーデン」
第5章 若き日の物語―「文五捕物絵図」「わが青春のとき」「君は海を見たか」「玩具の神様」「ガラス細工の家」
第6章 これからの人に贈る物語
著者等紹介
倉本聰[クラモトソウ]
1935(昭和10)年、東京都生まれ。脚本家・劇作家・演出家。東京大学文学部美学科卒。63年、ニッポン放送退社後、脚本家として独立。77年、富良野に移住(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
drago @名人戦堪能中。
30
テレビドラマに纏わるエッセイ集。 ◆ドラマは作るものではなく、「創る」もの。 ◆私の大好きな『北の国から』は、倉本聰氏や五郎こと田中邦衛さんは続けたかったようだが、杉田成道監督や純こと吉岡秀隆さんが飽きた(嫌がった)ようだ。小説でもいいから、続きを書いて欲しいなぁ…。 ◆『北の国から』関連のエッセイは50ページ弱。そこをもう少し読みたかった。 ☆☆☆2021/08/21
よし
3
テレビドラマの名作を書き続けた作家なのに、「僕はテレビにずっと反発してきたという。そんな反逆心があるからこそ、「北の国から」「前略おふくろ様」などの骨太の凄い作品が生まれたのだろう。作品にまつわるエピソードや役者たちの裏話も興味深かった。70年以前のドラマ作品が著作権や保管の関係から見られないわけは、痛ましい限り。2020/12/10
H
2
テレビ局が変わらない変われないのなら、もはやかつてのような良質のドラマは望むべくもないのかな。2019/08/25
Kakizaki45
1
真っ当な倉本さんの言葉に頷きつつ読了しましたが、もはや真っ当な事が当たり前の事ではないのですね。子供の頃に見たドラマや「北の国から」のエピソードが懐かしくうれしいです。ガッツ石松さんのハンバーガー起源話が微笑ましいす。2019/10/19
必殺!パート仕事人
1
倉本ワールドがどうつながっているのかが書かれていた。でも、なんだか『北の国から』は遠い感じになった気がする。2019/09/27