内容説明
日本固有の平和精神と憲法九条の平和主義は何の関係もない。内外激動のいま、日本にとって平和とは何か。『約束の日』で総理を描いた著者がその時代を展望。
目次
第1部 譲位と国体(私の「帝室論」―天皇陛下の御言葉を読む;戦後と天皇―GHQ遺制を生きる皇室 ほか)
第2部 安倍時代(全体主義化の危機に―日本の自由はなぜ守られてきたか;長期トレンドとしての安倍政治―政党政治が空洞化している ほか)
第3部 歴史と政治(「侵略」という言葉が議論を封じる―世界史の中のあの戦争;総理を恫喝した「学問」―学徒七十四名の政治文書 ほか)
第4部 「日本」逃避(私は『文藝春秋』を取り戻したい―日本の「生き方」;吉永小百合さんへの手紙―日本に依存して日本を破壊 ほか)
著者等紹介
小川榮太郎[オガワエイタロウ]
昭和42年生まれ。文藝評論家。大阪大学文学部卒業、埼玉大学大学院修士課程修了(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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