内容説明
真の友は本当の歴史を知っている!歴史認識の鍵、第一次大戦「マルタ」における感動の日英同盟を序章に、読者から要望が押し寄せたインドネシア―あの戦争の大義そのものを3章にわたって収録!歴史認識を辿る旅、待望の第2弾!
目次
序章 「地中海の守護神」と感謝された日本海軍特務艦隊(マルタ・日英同盟)
第1章 白馬の天使がオランダの鉄鎖を切ってくれました(インドネシア1)
第2章 独立の自信を持たせてくれました(インドネシア2)
第3章 「日本精神」と竹槍で独立を勝ち取りました(インドネシア3)
第4章 日本のために戦ってくれて感謝しています(グアム・サイパン・テニアン)
第5章 世界が一変したシンガポールの戦い(シンガポール)
著者等紹介
井上和彦[イノウエカズヒコ]
ジャーナリスト。1963年(昭和38)、滋賀県生まれ。滋賀県立膳所高校卒業、法政大学社会学部卒業。専門は、軍事・安全保障・外交問題・近現代史。『正論』などオピニオン誌への寄稿が多い。歯に衣着せぬ発言で難解な軍事問題などを分かりやすく解説することから“軍事漫談家”の異名を持ち、多数のテレビ番組に出演。「日本文化チャンネル桜」の自衛隊・安全保障番組キャスター、航空自衛隊幹部学校講師、東北大学大学院非常勤講師、国家基本問題研究所客員研究員、商社シンクタンク部門の主席アナリストも務める(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
かおりんご
31
色々と思うところもありますが、総じて良書。頭から日本が悪いと信じている人には是非前作を併せて読まれることをおすすめしたい。フィリピンやインドネシアなどの独立に携わった日本人がいたことを知るのは、日本人として大事なことだと思うから。疑いもせずに、一方的に戦勝国から押し付けられた戦後の自虐史観を正しいと信じるのは、いかがなものだろうか。実際、昔聖徳太子の絵だと言われていたものは、最近では違うとされているし、情報を色々と仕入れて、自分なりに考え、そのあと取捨選択することの方が大切。2018/09/27
北本 亜嵐
20
「日本が戦ってくれて感謝しています」の続編。今回は「大東亜戦争」のクライマックスというべきインドネシア戦を中心に取り上げられている。一連の流れを読みとくことより「侵略戦争」ではなく「アジア解放」のための戦いということが見えてくる。日本の軍政の真実を知ることにより、「自虐史観」から脱出出来るはず…今回も泣きました。2015/09/03
ひろし
19
外国の方々から『日本人よ、胸を張りなさい!』とエールをいただくということに免疫がなかったため、前作にはボロクソに泣かされた。続編が出ていたことを読友さんに教えてもらったので早速購入。今巻は、第一次大戦でのマルタの話を皮切りに、主にインドネシア独立を通じて大東亜戦争の日本の大義を追っている。全編を通して悲喜こもごも。冷静さを保ちながら読むのに苦労した。インドネシア情報相のブン・トモ氏が『大東亜戦争は我々の戦争であり、我々がやらねばならなかった。そして実は我々の力でやりたかった』と語っていたのが印象的だった。2015/12/09
0717
16
第一次大戦中、地中海において我が帝国海軍が、Uボートから英国船を護衛し成果をあげて、「地中海の守護神」と呼ばれた話はあまり知られてない。インドネシア、海軍落下傘部隊の「空の神兵」がオランダの鉄鎖を砕いた話。グアム、サイパン、テニアンの我が軍の戦いぶり。シンガポールの陥落が白人による長い植民地主義に終焉をもたらしたこと。日本は敗れたが、アジアの人々に希望と自由、独立の喜びをもたらした。大東亜戦争の目的は果たされた。2016/10/23
魔王
14
知らない歴史が多すぎる。かなりテレビで情報操作され、それに影響を受けていたことがわかる。今回も、旧日本軍の感動エピソードがたくさんあった。もっと伝えていきたいね。歴史の教科書とかも縄文とか弥生とかに時間を使いすぎ。もっと、日本のいいとこ増やそうよ。それと、世界史!欧米諸国目線で話しているなら、自分等の闇の部分を話なさいよ。2019/09/11