内容説明
買収額およそ３兆円。新日鐵の３倍超の世界一企業が誕生！史上最大、鉄鋼企業買収の攻防。そのすべてを描いた傑作、遂に日本上陸。
目次
前哨戦
接触
大望
決意
行動開始
作戦
情報漏洩
買収提案
防衛策
失言
拒否反応
悪感情
過熱
阻止
秘策
好感情
法案
光明
業績発表
十字砲火
敵対
講演
難題
魚雷
企業統治
再選
落胆
先手必勝
反対決議
逆転打
困惑
譲歩提案
三つ巴
無視
最終攻防
あきらめ
全員一致
合併発表
終章
著者等紹介
ブーケイ，ティム［ブーケイ，ティム］［Ｂｏｕｑｕｅｔ，Ｔｉｍ］
ジャーナリスト、作家、編集者。放送人かつ旅行家でもある。デイリー・テレグラフ・マガジン誌上で、英国で最初にラクシュミ・ミッタルを紹介した。彼の家族と会社の幹部たちの全面的な協力を得て書かれたものだった
ウジー，バイロン［ウジー，バイロン］［Ｏｕｓｅｙ，Ｂｙｒｏｎ］
国際的な広報コンサルティング会社クレアブ・ギャビン・アンダーソンのシニア・パートナー。買収・合併の財務に関する専門家（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
エリク
23
鉄鋼で成功した一人の人間の話。2019/12/31
Yoshiki Ehara
0
2006年に行われた、世界有数の大富豪であるラクシュミ・ミッタル率いるミッタル・スチール（オランダ）によるアルセロール（ルクセンブルグ）の買収劇をドラマチックに描いたノンフィクション。この経営統合によって世界最大の鉄鋼メーカーが誕生しました。ラクシュミ・ミッタルが一代でミッタル・スチールを築き上げるまでのドラマも面白いですが、欧州ビジネス界で受け入れられないミッタルと、アルセロールとバックに付くフランスやルクセンブルグの政府との駆け引きがスリリングで、まるで映画を観ているみたいでした。2015/08/17
yasu
0
鉄鋼業界だけではなく色々な経済界の中で繰り広げられる世界は、かつて戦国時代などで闘われたのと同じ、非常に面白かった、どこまで真実なのか分からない2012/11/13
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