内容説明
IT社会を実現する上で、ブロードバンド、ユビキタスが重要である。いつでもどこでも、望む形態のマルチメディア情報を双方向でやり取りできるようになり、サイバー空間での利用者個人の認証が重要となる。本書は、ユビキタス時代のバイオメトリクス(生体認証)技術はいかにあるべきかを、専門でない方にもわかり易く解説した必読の一冊である。
目次
第1章 バイオメトリクス認証技術とセキュアソリューション
第2章 データ構造とプログラムインタフェース
第3章 精度評価の方法と標準化の動向
第4章 運用要求策定ガイドライン
第5章 ICカードとバイオメトリクス技術
第6章 暗号とバイオメトリクス
第7章 PKI(公開鍵基盤)とバイオメトリクス技術
第8章 バイオメトリクス認証技術の脆弱性
第9章 バイオメトリクスプロテクションプロファイル
著者等紹介
瀬戸洋一[セトヨウイチ]
1979年慶応義塾大学大学院修了(電気工学専攻)、同年(株)日立製作所入社、システム開発研究所配属、衛星画像処理技術、医療情報処理技術、地理情報処理技術、情報セキュリティ技術の研究開発を担当。2001年8月から2002年8月まで、事業部でセキュリティコンサリティング室長を担当。現在は、同研究所セキュリティ担当の主管研究員。工学博士(慶応義塾大学)、技術士(情報工学部門)、情報処理技術者(システム監査)、BS7799リードアーディタ。バイオメトリクスワーキンググループ(EU主催)の日本代表委員、INSTAC(生体認証技術のJIS化推進)の標準化ワーキンググループ主査、ISO/IEC SC37委員長、ISO/IEC SC17 WG11主査、日本バイオメトリクス認証協議会技術部会長。(社)日本自動認識システム協会バイオメトリクス部会副部会長
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