内容説明
なぜ詐欺は違法なのか。全体主義的な違法論が詐欺と交わるとき、自由意思は法益性を失い、詐欺を働く欺罔者は責任を免れる。民法の目的は何か。民事詐欺の歴史と理論を検証する。
目次
序論(本書の課題;本書の構成)
第1部 ドイツ法(詐欺の前史;詐欺の違法性と責任)
第2部 日本法(民事詐欺論の展開;民事詐欺の違法性と責任)
結論(「本書の課題」の確認;本書の小括;結論)
著者等紹介
岩本尚禧[イワモトナオキ]
1979年大阪府に生まれる。2003年鹿児島大学卒業。2005年熊本大学大学院(法学研究科修士課程)修了。2011年北海道大学大学院(法学研究科博士課程)修了。現在、小樽商科大学商学部企業法学科准教授・博士(法学)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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