内容説明
15~16世紀、アジアにヨーロッパ勢力が入ってくる。戦国時代の日本は戦闘の中で大きく変化し、日本と沖縄の「差異」が顕著となる。
目次
第1章 戦国時代の日本―一五世紀後半(戦国時代の諸相とその歴史的意義;村と町、貨幣と商業;九州・朝鮮と琉球;「交易の時代」に入る東南アジア)
第2章 琉球の“大交易時代”の実相(未熟な政権―「第一尚氏」;「第一尚氏」から「第二尚氏」へ;王国成立後の対外交易;室町幕府との通交;『海東諸国紀』に描かれた琉球;朝鮮人漂流記にみる琉球の社会;「レキオス」とは琉球のことか)
第3章 「世界史」の成立と戦国時代の日本―一六世紀前半(ヨーロッパ勢力のアジア進出;「交易の時代」の東南アジア;「東アジア世界」の明・朝鮮、そして日本;「後期倭寇」と「倭寇的状況」;「画期」としての一六世紀;一六世紀前半の日本;戦国時代の九州)
著者等紹介
来間泰男[クリマヤスオ]
1941年那覇市生まれ。1970‐2010年沖縄国際大学。現在は名誉教授。著書に『沖縄県農林水産行政史 第1・2巻』(農林統計協会、九州農業経済学会賞学術賞を受賞)、『沖縄経済の幻想と現実』(日本経済評論社、伊波普猷賞を受賞)など(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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