内容説明
リーマンショック以降激変した国際金融。ブレトンウッズ機関の本質を追究し、ポスト・ワシントンコンセンサスにおける新たな国際金融体制を提示する。
目次
第1章 世界金融危機後のワシントン・コンセンサス崩壊
第2章 IMFプログラムの本質と問題点
第3章 IMFプログラムの実態―重なる失敗と経済悪化
第4章 世界金融危機の衝撃とパラダイム変換
第5章 問われるブレトンウッズ機関の意義
第6章 ポスト・ブレトンウッズ体制における課題
第7章 新しい国際金融の課題と展望
著者等紹介
大田英明[オオタヒデアキ]
立命館大学国際関係学部・研究科教授。1955年生まれ。東京大学経済学部経済学科卒業。ストックホルム大学国際大学院(IGS)修了。ケンブリッジ大学大学院MPhil(Master of Philosophy)Course修了。国際連合工業開発機関(UNIDO)本部職員、野村総合研究所主任研究員、上席エコノミスト、愛媛大学法文学部総合政策学科教授を経て2013年より現職。MPhil(ケンブリッジ大学)、博士(経済学、京都大学)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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