内容説明
19世紀中期から20世紀前半に至るアメリカ生糸市場のち密な分析をふまえ、横浜生糸商の活躍、長野県を中心にしつつ各地の製糸家・養蚕農民の実態を明らかにした労作。
目次
第1章 第一次世界大戦前における日本生糸の対米進出
第2章 蚕糸業における中等糸生産体制の形成
第3章 筒井製糸と四国の蚕糸業
第4章 両大戦間期の生糸市場と郡是製糸
第5章 養蚕主業村と大規模養蚕農家の動向―下伊那郡上郷村原家三代の経営
第6章 両大戦間期における組合製糸―長野県下伊那郡上郷館の経営
第7章 長野県下伊那の営業製糸、喬木館の経営
第8章 両大戦間期の生糸貿易
終章 蚕糸業の「一元的経営」へ
著者等紹介
上山和雄[ウエヤマカズオ]
1946年兵庫県に生まれる。東京大学大学院博士課程満期退学。博士(文学)。城西大学助教授を経て國學院大学教授・横浜開港資料館館長(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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