内容説明
19世紀後半の国際金本位制から2008年のリーマン・ショックに至るまでの150年余りの国際金融の歴史を、とくに国際通貨システムの面から振り返り、新たな解釈と今後を展望する。
目次
序章 本書の課題
第1章 国際金本位制の回顧
第2章 世界大恐慌の構図
第3章 1930年代の政策転換
第4章 第2次世界大戦とその遺産
第5章 ブレトンウッズ体制の現実
第6章 変動為替相場と金融グローバル化
第7章 世界金融危機の衝撃
著者等紹介
上川孝夫[カミカワタカオ]
1950年北海道芽室町に生まれる。現在、横浜国立大学大学院国際社会科学研究院教授。同大学経済学部長を歴任。専門は国際金融論、国際金融史、比較金融政策(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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