内容説明
道具箱経済学を超えよう!分析用具を並べるのではなく、一貫して社会全体を視野に入れた一般均衡モデルにより「ミクロ経済学の神髄」を解説する画期的なテキスト。
目次
第1部 道具箱経済学を超えよう(システムの学としての経済学;ミクロ経済学教育の不幸;再確認・ミクロ経済学の常識;一般均衡モデルの基礎)
第2部 1財2要素モデルの多様な表現(生産関数の理論;労働の雇用を含む一般均衡モデル;家計と企業を分離したモデル;ロビンソン・クルーソー経済と複数主体経済;複数生産要素が調節可能なときの利潤最大化;出資型モデルと無利潤モデルの相互読み替え)
第3部 2財2要素モデルとその含意(無利潤モデルとしての一般的記述;2財2要素モデルの産出量曲面;出資型モデルとしての再解釈は可能か;経済モデルにおける期間概念の重要性;短期均衡と長期均衡はどう接続されるか;古典派経済学と新古典派経済学;所得分配と所有権;1次同次生産関数の性質についての補足)
著者等紹介
三土修平[ミツチシュウヘイ]
1949年東京都生まれ。1972年東京大学法学部卒。経済企画庁、神戸大学大学院経済学研究科、愛媛大学法文学部教授を経て、2000年4月から2014年3月まで東京理科大学理学部教授。経済学博士(神戸大学)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。