内容説明
日本人の代表的なヨーロッパ農村景観論を手がかりに、歴史的に形成されてきたヨーロッパ農村景観の多様性に迫る。
目次
序論 日本人のヨーロッパ農村景観論
第1章 ヨーロッパの耕地制度
第2章 フーフェ制研究小史
第3章 イギリスの開放耕地における牧羊の歴史的意義
第4章 ヨーロッパにおける囲い込み地の系譜―生け垣と水路の景観史
第5章 ヨーロッパ耕地制度における「内畑・外畑制」の意義
第6章 「大飢饉」前のアイルランド西部農村
著者等紹介
藤田幸一郎[フジタコウイチロウ]
1944年生まれ。1977年東京大学大学院経済学研究科修了、博士(経済学)。現在、一橋大学名誉教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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