内容説明
日米の大学で学び、カナダと日本で教鞭を執ってきた筆者が、複眼的観察と体験にもとづいて日本の大学、経済学教育の再生策を直言する。
目次
第1部 経済学は実学か、それとも一般教養か(一橋大学経済学部:何もわからなかった4年間;一橋大学で教わったこと;独自のお役所経済学 ほか)
第2部 北米の経済学教育(大衆化時代の大学教育;教科書教育の意義;カリキュラムの統一と単位互換性の確立 ほか)
第3部 日本の経済学教育(日本的システムはなぜ大学では機能しないのか;政府に生んでもらった負い目をもつ日本の大学;日本人は経済学に向いていないのか ほか)
著者等紹介
永谷敬三[ナガタニケイゾウ]
1937年生まれ。一橋大学経済学部卒業。大蔵省を経てブラウン大学留学(博士号取得)。カナダのブリティッシュ・コロンビア大学教授、神戸大学教授、流通科学大学学長などを経て、ブリティッシュ・コロンビア大学名誉教授。カナダ在住(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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