内容説明
前作『軍拡』を踏まえて、両大戦間期の軍縮会議・武器取引規制の取り組み、軍事技術と軍縮、日本における陸海軍軍縮の経済史の3点を軸に展開。
目次
第1部 両大戦間期の軍縮会議・武器取引規制の取り組み(一九二〇年代の海軍軍縮会議とその影響―一九二七年ジュネーヴ海軍軍縮会議を中心として;戦間期の軍縮―ウィルソンからフーヴァーまで;イギリス商務院の武器輸出管理政策と外務省との角逐)
第2部 軍事技術と軍縮(東欧における武器取引(絶頂期のフランス(一九一九~三〇年)
大恐慌から再軍備まで(一九三〇~三九年))
戦間期海軍軍縮の戦術的前提―魚雷に注目して
明治海軍形成期の建艦思想とベルタン―軍備拡大制約下における軽量艦の開発
戦間期イギリスにおける光学ガラス・機器製造業者の再編
軍縮期における欧米航空機産業と武器移転)
第3部 日本における陸海軍軍縮の経済史(ワシントン軍縮が日本海軍の兵器生産におよぼした影響―呉海軍工廠を中心として;海軍拡張・軍縮と関連産業―財閥系兵器関連企業を中心に;陸軍軍縮と兵器生産)
著者等紹介
横井勝彦[ヨコイカツヒコ]
1954年生まれ。1982年明治大学大学院商学研究科博士課程単位取得。現在、明治大学商学部教軌(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
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