内容説明
暗号に、トリックに切手趣味をちりばめ、卓抜な着想と斬新な趣向で絶賛を博した、第5回横溝正史賞受賞作。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
MATHILDA&LEON
8
切手の絵を暗号にするという、斬新な本作。怪しい人間が沢山登場し、刑事達が翻弄されるのだけど、私もがっつり翻弄されました。切手は普段よく使用するけれど、多種多様な絵柄があり、物によってはとんでもない額になるとはつゆ知らず、驚嘆。とにかく面白くて、寝る時間さえ惜しみました。2014/07/16
ちょーのすけ
1
1985年週刊文春ミステリーベスト10の第2位作品で横溝正史賞受賞作。ちなみに1位は今や大家・東野圭吾の乱歩賞受賞作『放課後』。こちらの著者さんは消えてしまっているよう。それはともかく、面白かった。かつて切手収集に熱心な子供だった自分だから、かもしれないけれど。2020/08/17
shiaruvy
0
コメント予定
デナーダ
0
面白い2008/07/28