内容説明
明治期に経済学はなぜ「理財学」と呼ばれたのか?「系列」はいつから経済用語になったのか?重工業と化学工業はなぜ「重化学工業」に合成されたのか?など、経済用語の謎を探る。
目次
第1章 経済用語と日本語
第2章 経済学と「理財学」―明治期になぜ経済学は「理財学」と呼ばれたのか
第3章 「産業」三分類の是非―農林漁業はなぜ「第一次産業」といえるのか
第4章 戦後の新用語「重化学工業」の誕生―なぜ二つの産業は一つに合成されたのか
第5章 「コンツェルン」をめぐる誤謬―決まり文句「カルテル・トラスト・コンツェルン」の不思議
著者等紹介
下谷政弘[シモタニマサヒロ]
1944年金沢市に生まれる。1974年京都大学大学院経済学研究科博士課程修了。大阪経済大学助教授を経て、1980年京都大学経済学部助教授。1987年京都大学経済学部教授。2008年福井県立大学経済学部教授。2010年福井県立大学学長(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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