内容説明
激変する社会経済にあって、格差拡大や地域崩壊が現実のものとなり、協同組織としての生協とその役割が問われている。新たな展開を可能とする生協運動のあり方を考える。
目次
生協運動への期待
第1部 市民協同の新次元と生協(期待される第三段階の生協運動―同質化競争次元を超えて;21世紀生協の社会的役割;地域社会と生協の回路を求めて―「地域」と「生活」の分離と結合;現代社会における消費者の権利と生協への期待;消費と市民の側からの食と農そして生協運動―持続可能な食料・農業・農村へのアプローチ;地域福祉型生協への展望―コープあいちの実践から)
第2部 東海モデルの模索:実践の場から(常に原点を忘れずに「よりよい生活と平和のために」;産直・産消提携と地域振興の取り組み;協同をつむぐ地域担当者の仕事;社会福祉の原理と民間社会福祉事業の経営;一人の生活のために―生活のもつ社会的関係性を担う生活協同組合像)
著者等紹介
小木曽洋司[オギソヨウシ]
中京大学現代社会学部准教授。地域社会学
向井清史[ムカイキヨシ]
名古屋市立大学大学院経済学研究科教授、非営利経済論、地域政策
兼子厚之[カネコアツユキ]
地域と協同の研究センター理事(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
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