内容説明
ヒトラー・第三帝国と資本主義、戦争準備・総力戦体制と企業のナチス的組織化との関連を解明し、このドイツ的官民協働方式がいかに日本の戦時経済機構へ受容されたかを描く。
目次
第1部 ナチス体制と資本主義(資本主義のナチス的組織化;ナチス経済体制とカルテル;地域経済機構のナチス的改造;戦争準備・戦時体制と資本主義―四カ年計画から第二次大戦へ;総力戦体制と企業―トット‐シュペア体制;ナチス・ドイツの価格・利潤原則)
第2部 日本の経済新体制とナチス(日本における経済組織化の構想とナチズム;経済界のナチス政策思想の受容とドイツ使節団;経済人の機構改革構想とナチズム;戦争経済の「隘路」―戦前・戦時日本の社会科学的認識)
著者等紹介
柳澤治[ヤナギサワオサム]
1938年東京都に生まれる。1966年東京大学大学院経済学研究科博士課程退学。東京大学社会科学研究所助手、明治学院大学経済学部講師、助教授、東京都立大学経済学部助教授、教授、明治大学政治経済学部教授を経て、首都大学東京名誉教授、経済学博士(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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