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官営八幡製鐵所論―国家資本の経営史

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  • サイズ A5判/ページ数 702p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784818822337
  • NDC分類 564.09
  • Cコード C3033

内容説明

「国家資本の経営史」という視点から官営八幡製鐵所の経営を分析し、技術的側面ばかりでなく管理、組景、人事、労働などの分野まで検討の範囲をひろげ、新しい製鐵所像をしめす試み。

目次

製鐵所=国家資本の分析の方法と視点
第1部 製鐵所の成立過程(海軍省所管製鐵所案の成立とその性格;製鉄事業に関する調査会;製鉄事業調査会と創立予算の成立)
第2部 製鐵所の成立(創立費の分析;創立期製鐵所と軍需;製鐵所の挫折と製鉄事業調査会;初期高炉操業の失敗の技術経営史的検討―三枝・飯田説批判;官営製鐵所と赤谷鉱山:大治鉱石獲得前史;外国人のみた創立期製鐵所および日本側報道)
第3部 製鐵所の確立(創立期製鐵所の職員;製鐵所の職工管理;製鐵所における職夫管理;製鐵所の組織と統治構造;製鐵所における研究開発組織の成立と技術移転;製鐵所の拡張工事;製鐵所の収入と販売政策)

著者等紹介

長島修[ナガシマオサム]
経済学博士(京都大学)。1947年生まれ。1971年横浜国立大学経済学部卒業。1977年京都大学大学院経済学研究科博士課程単位取得。1978年同退学。現在、立命館大学経営学部教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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