内容説明
地域を再生していく力は何か。市民・住民自治を半世紀にわたって築き上げてきた東京・三鷹市、平成合併で小さな村が大きな町を呑み込んだ長野県・旧八千穂村、過疎の町を住民を育てることで医療・保健・福祉の一体化を成し遂げた岩手県藤沢町の、首長、担当者の丹念な聞き取りから、考える。
目次
総論 市民社会と生活保障―日本の都市と農村から市民自治モデルを探る(事例研究の理論的検討;市民自治と生活保障の先進事例(三鷹市、八千穂村、藤沢町) ほか)
第1章 自治先進都市三鷹はいかに築かれたか―高環境・高福祉のまちへのたえざる挑戦(鈴木平三郎三鷹市政とコミュニティ政策;三鷹のコミュニティ・センターと住民協議会 ほか)
第2章 戦後日本における予防・健康運動―佐久総合病院と八千穂村との歴史的協働(佐久総合病院の予防・健康戦後史;八千穂村の予防・健康戦後史)
第3章 真の住民自治こそ地域再生・創造の原動力―先駆的住民自治生誕への苦闘(住民自治の形成と現状;住民が医療の運営者であってこそ医療の再生が始まる)
著者等紹介
大本圭野[オオモトケイノ]
広島県福山市生まれ。東京教育大学大学院理学研究科修士課程修了。特殊法人社会保障研究所(現社会保障・人口問題研究所)主任研究員、立教大学、東京大学社会科学研究所、成城大学、東洋学園大学の各非常勤講師、東京経済大学教授などを経て、現在、生命地域研究所代表、学術博士(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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