内容説明
帝国日本と植民地および東アジアを結びつけるネットワークを財の移動から観察し、その担い手や取引制度が日本の帝国化を通じて変容していく過程を解明する。
目次
第1部 2つの帝国と台湾(数量的概観;帝国日本の形成と台湾‐中国間経済関係;台湾‐中国間経済関係の再編過程;植民地商人の活動と機能)
第2部 帝国日本の流通ネットワーク(流通機構の形成と植民地行政;総合商社の活動と競争構造;植民地商人と総合商社の競争構造)
著者等紹介
谷ヶ城秀吉[ヤガシロヒデヨシ]
1975年生まれ。早稲田大学大学院アジア太平洋研究科博士後期課程研究指導修了退学、博士(学術)。現在、立教大学経済学部助教(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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