内容説明
自動車生産・鉄鋼業の急速な台頭、人民元の国際化の行方、資源の豊富なアフリカへの急接近、東南アジアの地域統合、朝鮮半島の非核化など。これからの中国はどう世界に影響するか。
目次
第1章 「中国脅威論」から「貢献論」へ―グリーン経済に積極的に寄与
第2章 過熱する資源の囲い込み―備蓄や省資源など戦略の柱に
第3章 アフリカで急拡大する影響力―国際パワーバランスの変化を先取り
第4章 深化する中央アジアとの関係―越境インフラ整備で経済交流拡大
第5章 北朝鮮の安定と経済改善望む―混乱なら韓国主導の統一も
第6章 東アジア経済統合、中国が鍵―日本はFTA戦略練り直しを
第7章 不透明な人民元国際化の行方―日中は通貨・金融で協力を
第8章 塗り替わる世界の産業地図―中国企業、M&Aも積極的に
第9章 IT人材、流出から循環へ―国内では華北など三極に集中
第10章 台頭する中国への懸念と期待―中国的特色より普遍的価値を
著者等紹介
関志雄[カンシユウ]
野村資本市場研究所シニアフェロー
朱建栄[シュケンエイ]
東洋学園大学人文学部教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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