内容説明
創設以来、破綻銀行の処理に実績をあげてきた米国の連邦預金保険制度は、1980年代末以降大改革を迫られた。その過程・内容の検討を通して預金保険制度に伴う諸課題を示す。
目次
連邦預金保険制度の成立
第1部 連邦貯蓄保険制度の危機と改革(貯蓄金融機関の破綻と連邦貯蓄貸付保険公社による破綻処理;連邦貯蓄貸付保険公社の危機;FIRREAの成立と連邦預金保険制度の改編;RTCの活動―FIRREA後の連邦貯蓄保険制度)
第2部 連邦預金保険制度の危機と改革(商業銀行の破綻;連邦預金保険公社による破綻処理;連邦預金保険公社の危機;FDICIAの成立過程 ほか)
著者等紹介
野村重明[ノムラシゲアキ]
名古屋経済大学経済学部教授。1944年長野県生まれ。1967年大阪市立大学経済学部卒、1973年同大学院経済学研究科博士課程単位取得(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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