シューマッハー叢書
世界のエコビレッジ―持続可能性の新しいフロンティア

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  • サイズ A5判/ページ数 145p/高さ 21cm
  • 商品コード 9784818821286
  • NDC分類 361.7
  • Cコード C0036

内容説明

持続可能な暮らしとは…。資源の浪費、環境破壊、地球温暖化など人類の危機に対する解決策を試み、検証、発展させているエコビレッジとその運動を紹介。その可能性を考える。

目次

第1章 エコビレッジの起源と系譜
第2章 エコビレッジの5つの事例
第3章 エコビレッジの活動領域
第4章 エコビレッジの課題
第5章 持続可能性の新しいフロンティア

著者等紹介

ドーソン,ジョナサン[ドーソン,ジョナサン][Dawson,Jonathan]
1955年北アイルランド生まれ。持続可能な社会づくりの教育者、著述家、コンサルタント。2005年から2008年の間、Global Ecovillage Network(GEN)の代表とGEN‐ヨーロッパ(ヨーロッパの持続可能な共同体イニシアチブのための統括団体)の事務局長を務めた。ガイア・エデュケーションのカリキュラムの「持続可能な経済」の章における中心的な筆者でもある。このカリキュラムは、国連の「持続可能な開発のための教育の10年」に対する有益な貢献として、国連訓練調査研究所(UNITAR)に支援され、ユネスコ(UNESCO)にも採用されている

緒方俊雄[オガタトシオ]
中央大学経済学部・大学院教授、経済研究所専任研究員(環境と経済研究会幹事)。1945年神奈川県鎌倉市生まれ。中央大学経済学部卒、同大学大学院博士課程単位取得。1980‐83年米国ニュージャージー州立ラトガース大学客員研究員

松谷泰樹[マツヤヒロキ]
中央大学経済学部兼任講師、中央大学経済研究所客員研究員。1962年宮城県古川市(現大崎市)生まれ。中央大学経済学部卒、慶應義塾大学大学院博士課程単位取得。1990‐91年英国ヨーク大学訪問研究員(ロータリー財団奨学金)

古橋道代[フルハシミチヨ]
Global Ecovillage Network(GEN)理事、GEN Oceania & Asia共同代表・日本大使。1965年東京都生まれ。カナダ・ブリティッシュコロンビア州ビクトリア市、カモーソン・カレッジ環境技術学部ディプロマ取得、ロイヤルローズ大学環境科学部卒。1999年NPO法人サステイナブル・コミュニティ研究所に研究員として勤務。2002年および2006年フィンドホーン共同体にて、エコビレッジ・トレーニングとエコビレッジ・デザイン・エデュケーション(EDE)を受講(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

壱萬参仟縁

19
‘06年初出。薄い本だが内容は充実。E.F.シューマッハーは環境保護に対して創造的刺激を与えてきた思想家(5頁)。講談社学術文庫を再読。巻末訳者注や参考資料も有益。エコビレッジ(EV)は目的共同体生活の思想が’60年代~‘70年代にかけて台頭。人間が自然界に無害に人間規模の集落で平和、相互依存の持続可能な共同体(5頁)。現代的意義あり。コハウジング:集会場周辺に何世帯かの集落で住民が食事を共にし、洗濯場、庭仕事道具、遊び場を共有(11頁)。日本に近いのは、クラインガルテンだと思う。2015/02/25

Hiroki Nishiyama

4
ゼミの研究課題として使用。グローバル化は終焉に向かっているという考えかたは、教授その他ゼミ生とだいぶ議論になりました。化石燃料等のエネルギーが枯渇するということに備え、省エネ化を進めるか、新しいエネルギーが発見されることを希望とし、グローバル化を推し進めるか。どっちが正しいのだろう。私は石油のようなエネルギー効率の良い資源が見つかるとは到底思えない。それは隕石でも衝突するか、宇宙人が新たな知識を授けてくれるとかいう奇跡を信じるのと同じような気がします。2012/03/09

Hiroki Nishiyama

2
基礎マクロ経済学の副読本として使用。2011/09/12

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