政治を問い直す<br> 差異のデモクラシー

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  • サイズ A5判/ページ数 263p/高さ 21cm
  • 商品コード 9784818821057
  • NDC分類 311.7
  • Cコード C1031

内容説明

民主主義をめぐる現代的、思想的、歴史的な問題状況をさまざまな角度から検討し、「差異の承認・解放」を思考の根本に据える野心的試み。

目次

政治の境界と亡命の政治
第1部 メディアと市民を問い直す(恐怖の政治と治安社会化;NIMBY問題の構造とデモクラシー;ポピュリズムと熟議・討議デモクラシー―現代日本における政治過程と世論過程の交錯)
第2部 デモクラシーを問い直す(自由による差異の承認―ヘーゲルの政治論理と民主主義の具体化;政治における普遍主義の限界と再生;現代デモクラシーの起源)
第3部 社会運動を問い直す(労働者教育、社会的自助、公共圏への参加―ハンブルクの初期労働者運動の経験から;ルディー・ベイカーの秘密の活動―ユーゴスラヴィア出身のアメリカ共産党員を追って;60年安保闘争と「沖縄問題」―「沖縄問題」の不在を再考する;「1968」をグローバルに語るということ)

著者等紹介

加藤哲郎[カトウテツロウ]
1947年生まれ。東京大学法学部卒業。博士(法学)。名古屋大学助手、一橋大学教授、英エセックス大学、米スタンフォード大学、ハーバード大学、独ベルリン・フンボルト大学客員研究員、インド・デリー大学、メキシコ大学院大学客員教授等を経て、2010年から一橋大学名誉教授、早稲田大学大学院客員教授。専門は政治学、比較政治、現代史。インターネット上で「ネチズン・カレッジ」主宰

今井晋哉[イマイシンヤ]
1959年生まれ。一橋大学大学院社会学研究科博士後期課程単位修得退学。社会学修士。帯広畜産大学講師を経て、徳島大学准教授。専門はドイツ近代史

神山伸弘[カミヤマノブヒロ]
1959年生まれ。一橋大学大学院社会学研究科博士後期課程単位修得退学。社会学修士。現在、跡見学園女子大学教授。専門は哲学、政治学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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Mealla0v0

2
差異そのものの考察というよりは、均質性批判に力点が置かれた印象のある「自由=民主主義」についてのアンソロジー。1章「恐怖の政治と治安社会化」はフーコー的な分析で面白いが、6章「現代デモクラシーの起源」における白井聡による鋭利な政治分析がとても面白い。《デモクラシーとは、つねにその危機に陥っているのが常態であるような統治の様式である》。なぜなら、とフロイトを援用しながら言う。現代デモクラシーは、暴力を独占するために「原父殺害(=革命)」を行った上に築かれたために、暴力が回帰するからだ、と。非常に鋭い分析だ。2017/11/20

いまにえる

0
本学の卒業生が集まって書いた本っぽい。メディアと民衆、デモクラシーの起源、具体的な社会運動と論が進む。メディアが社会不安を増長しそれが国家の権力を増大化するというようなことを言っていたりして全体的に反権力的かなと思った。NIMBYの問題は今の普天間基地の問題でもあるなあと思った。「民主主義の危機」という言説はアリストテレスをはじめとする思想家のデモクラシー批判が、デモクラシーを自明に良いものとする思想の蔓延によりデメリットが内面化されたものだと思う。これからも民主主義とは何か学びたいと思う。2017/10/28

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