内容説明
激増する都市人口、都市改造と都市の近代化、戦争と内戦、長期化する住宅難と現代に連なる都市政策の試行錯誤。2世紀に及ぶパリの都市史を通して都市の在りようを問いかける。
目次
第1章 あまりにも急激なパリの成長(1815‐1850)
第2章 都市の近代化(1850‐1890)
第3章 光の都市(1890‐1930)
第4章 優柔不断と漠とした意思(1929‐1952)
第5章 新たなオスマン主義か(1953‐1974)
第6章 世紀末のパリ(1974‐2000)
結論
著者等紹介
マルシャン,ベルナール[マルシャン,ベルナール][Marchand,Bernard]
1934年に生まれる。1977年にパリ大学で地理学の博士号を取得した。地理学アグレジェの資格を有し、25年間にわたりパリ第8大学都市研究所(Institut fracais d’urbanisme)教授として教育・研究に従事するとともに、米国、カナダ、ヴェネズエラ、ブラジル、ドイツ、イタリアなど諸外国の大学でも教鞭をとった。都市史、都市計画、都市のモデル化を専門領域とする
羽貝正美[ハガイマサミ]
1956年新潟県に生まれる。東京都立大学社会科学研究科修士課程(政治学専攻)修了。東京都立大学社会科学研究科博士課程(政治学専攻)単位取得満期退学。新潟大学法学部、東京都立大学都市科学研究科・都市研究所を経て、首都大学東京都市環境学部建築都市コース・都市環境科学研究科都市システム科学域教授。専門は行政学・都市行政学・都市政策。1992年度キャノン・ヨーロッパ財団フェローとして、パリ第1大学社会経済史研究所にて研究に従事(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ラウリスタ~