内容説明
防衛政策に留まらず経済・技術・社会的側面に射程を広げ、安全保障政策の理論と実際、地政学が国家や国際安全保障論に与える影響を考察する。
目次
序章 安全保障政策への新たな視座
第1章 安全保障研究の理論的視座
第2章 公共政策としての国家安全保障政策
第3章 現代地政学の変容と国家安全保障政策
第4章 アメリカの世界戦略と日本の防衛政策
第5章 東アジアにおける「安全保障共同体」創生への道筋
終章 リアリズムからコミュニタリアニズムの安全保障観へ
著者等紹介
山本武彦[ヤマモトタケヒコ]
昭和18(1943)年大阪府生まれ。早稲田大学大学院政治学研究科修了。早稲田大学政治経済学術院教授。静岡県立大学を経て1991年から現職。この間に、米国ジョージア大学(1999~2000年)とストックホルム経済大学(2003年)で客員教授を務め、オックスフォード大学客員研究員(2005年)、ハーヴァード大学ケネディ・スクール研究員(2008~9年)をも務める(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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