出版社内容情報
御雇い法律顧問のボワソナードらからフランス法を学びパリ大学に留学、近代法体制の基礎を築いた岸本。明治法律学校(現・明治大学)の創設や法曹界の元老として活躍した。
目次
序文 日本近代法学の先達岸本辰雄
第1部 法学関係論稿(「性法ニ基テ契約ノ効力ヲ論ス」(一)
「性法ニ基テ契約ノ効力ヲ論ス」(二・完) ほか)
第2部 明治法律学校関係論稿(『明治法律学校設立ノ趣旨』;「明治法律学校移転開校式の景況 答辞」 ほか)
第3部 履歴および関係記事(“岸本辰雄家家譜”(鳥取池田家資料)
“岸本辰雄戸籍謄本” ほか)
著者等紹介
村上一博[ムラカミカズヒロ]
1956年生まれ。明治大学法学部教授。日本近代法史。神戸大学大学院法学研究科博士後期課程単位取得退学。博士(法学・神戸大学)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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