東畑精一の経済思想―協同組合、企業者、そして地域

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  • サイズ A5判/ページ数 314p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784818819832
  • NDC分類 331.21
  • Cコード C3033

出版社内容情報

戦後日本の農業近代化と農村問題に貢献し、政府関連の要職を歴任した東畑。戦前からの「シュンペーター受容」は彼の内面にいかなる影響を与えたか。

内容説明

戦後日本の農業近代化と農村問題に貢献し、政府関連の要職を歴任した東畑。戦前からの「柳田・シュンペーター受容」は彼の内面にいかなる影響を与えたか。

目次

東畑の「初期論文」考
昭和二年金融恐慌と信用組合
「産業組合主義=協同組合主義」と東畑
産業組合拡充五カ年計画と東畑
東畑「企業者論」の検討
東畑の戦後「思想」
「地域」の観
『キューポラのある街』再考―地域一体型の「人的資源確保‐生産性向上」策

著者等紹介

篠崎尚夫[シノザキタカオ]
1958年生まれ。立教大学大学院経済学研究科博士課程単位取得退学。現在、金沢星稜大学経済学部准教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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西 高人

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 戦前から、東畑精一という学者が、農業において、協同組合が「企業者の機能」を発揮することを望んでいた、と知って驚いた。  それが、民俗学者柳田国男と関連していたのにも驚いた。鶴見和子や南方熊楠にまで、最後の方で触れていた。  詳細な注書きが興味深かかった。よくもまあ調べたものだ。感心した。  今日TPPの先行きを考える際に、大変有益な書と思った。もっと早く読めば、卒論に使えた、残念。2014/09/03

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