アメリカ航空宇宙産業―歴史と現在

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  • サイズ A5判/ページ数 321p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784818819641
  • NDC分類 538.09
  • Cコード C3033

出版社内容情報

ライト兄弟から防衛ミサイルまで、アメリカの航空機産業が航空宇宙産業に転ずる過程を克明に分析。国防産業基盤が崩壊して軍産複合体が出現するまでを鮮やかに描き出す。

第Ⅰ部 歴史編:航空機産業
 第1章 初期の航空機産業(1903~1933年)
 第2章 ニューディール期の航空機産業(1934~1939年)
 第3章 5万機生産体制:第二次世界大戦期(1940~1945年)
 第4章 量産体制と下請生産
 第5章 朝鮮戦争と国防生産基盤(1946~1953年)
第Ⅱ部 現在編:航空宇宙産業
 第6章 航空機産業から航空宇宙産業へ
 第7章 マクナマラの合理化とヴェトナム戦争
 第8章 苦難の時代(1974~1980年)
 第9章 レーガン軍拡(1981~1989年)
 第10章 冷戦後の航空宇宙産業
終 章

内容説明

ライト兄弟から防衛ミサイルまで、アメリカの航空機産業が航空宇宙産業に転ずる過程を克明に分析。国防産業基盤が崩壊して軍産複合体が出現するまでを鮮やかに描き出す。

目次

第1部 歴史編:航空機産業(初期の航空機産業(1903~1933年)
ニューディール期の航空機産業(1934~1939年)
5万機生産体制:第二次世界大戦期(1940~1945年)
量産体制と下請生産
朝鮮戦争と国防生産基盤)
第2部 現在編:航空宇宙産業(航空機産業から航空宇宙産業へ;マクナマラの合理化とヴェトナム戦争;苦難の時代(1974~1980年)
レーガン軍拡(1981~1989年)
冷戦後の航空宇宙産業)
9.11後の航空宇宙産業 結びにかえて

著者等紹介

西川純子[ニシカワジュンコ]
1934年生まれ。東京大学経済学研究科博士課程単位取得退学。関東学院大学、東京都立商科短期大学、獨協大学を経て、獨協大学名誉教授。経済学博士(東京大学)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

Ohta "Landsman" Tohkan

3
アメリカの航空宇宙産業政策の変遷は、たいていの場合ミリタリーオタクの視点か、安全保障の(20年程度の過去を射程とする)分析と歴史評論のあいのこのような記述をされることが多い。一方で本書が描くのは、ライト兄弟以来のアメリカ航空機産業界の下請け生産構造や、政府と産業界との緊張関係(民間航空支援事業や軍縮不況時の企業と政府のやり取りなど)、武器移転の生産にもたらす影響といった多種多様で、軍民に広く渡る事項である。ある意味では軍事趣味者にこそ読んでほしい一冊だ。2022/12/09

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