出版社内容情報
総合商社の営業活動を支える外国為替、海上保険、運輸などの捕縄業は本業と言うべき貿易業務といかなる関係を持っていたか。組織、人員配置、資金需給など多方面から高卒。
第1章 財務部門の機能
第2章 明治大正期財務部門の人的側面
第3章 昭和戦前期財務部門の人的側面
第4章 収支構造分析
第5章 金融上の諸問題
内容説明
総合商社の営業活動は背後の補助部門により支えられたはずであるが、その実態は明らかでない。本書は三井物産について財務部門の役割を人材・機能の面から実証的に解明する。
目次
第1章 財務部門の機能(明治大正期の財務部門;会計規則等の制定と勘定掛主任会議 ほか)
第2章 明治大正期財務部門の人的側面(財務部門の人員推移;財務的意思決定 ほか)
第3章 昭和戦前期財務部門の人的側面(財務部門の組織・規模の推移;財務部門幹部の性格 ほか)
第4章 収支構造分析(創業期の収支構造分析;合名会社期の収支構造分析 ほか)
第5章 金融上の諸問題(物産の金融力;本支店貸借 ほか)
著者等紹介
麻島昭一[アサジマショウイチ]
1931年東京に生まれる。1953年東京大学経済学部卒業。1972年経済学博士(東京大学)。2001年3月末専修大学経営学部教授退職、現在専修大学名誉教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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