内容説明
日清戦争後から太平洋戦争開戦まで、三井物産は米国を中心とする南北アメリカとアジアにおいて、どのような商品を、いかなる組織によって、どのようにして集荷・輸送・販売したかを解明。
目次
総合商社史研究の動向と本書の課題
第一次大戦前、三井物産の海外店舗網と在米店
第一次大戦期の三井物産在米店
戦間期の三井物産
サンフランシスコ出張所の経営
仕入店としてのシアトル出張所
ニューヨーク支店の動向
外国貿易の展開
植物性油脂・種実の取扱い
缶詰の仕入れと販売
綿布・綿製品と綿ボロの輸出
石油輸入とサンフランシスコ出張所
メキシコ市場の開拓
北米航路と在米店の活動
条約廃棄から資産凍結へ
著者等紹介
上山和雄[ウエヤマカズオ]
1946年兵庫県に生まれる。1978年東京大学大学院博士課程退学。城西大学助教授を経て、国学院大学文学部教授
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