内容説明
望ましい経済システムを求めて、経済理論の再構築をはかりながら、グローバル資本主義に翻弄されている日本と世界の経済システムの特質と変容過程を明らかにし、その発展方向を提示する。
目次
第1部 現代経済システムの生成と展開(マルクス経済学と経済システム論;独占資本主義;第2次世界大戦後の資本主義 ほか)
第2部 日本型経済システムの特質と変容(経済構造の変容とその帰結;金融のグローバル化と日本版ビッグバン;企業集団体制の再編 ほか)
第3部 グローバル資本主義と比較経済システム(世界市場のアメリカ的展開;欧州の統合と経済システム;東アジア経済システムと共同体構想 ほか)
著者等紹介
鶴田満彦[ツルタミツヒコ]
中央大学商学部教授。1934年中国東北ハルビン市で生まれる。1958年東京大学経済学部卒業、1963年同大学院社会科学研究科博士課程単位取得。経済学博士
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