内容説明
日本経済が停滞に入ってほぼ15年。ケインズの不況ビジョンに学びつつ、平成デフレを読み解き、スタグネーションの総括を試みる。さらに成熟経済にむけての新たな価値を問う。
目次
第1章 二つの経済学―ケインズVS新古典派
第2章 過剰投資不況の理論と現実
第3章 負債デフレーションの理論と現実
第4章 デフレ克服のための経済政策
第5章 デフレ克服のための投資安定化政策
第6章 新たな「国づくり」―成熟経済にむけて
著者等紹介
原正彦[ハラマサヒコ]
明治大学名誉教授。1928年高知県生まれ。58年明治大学大学院商学研究科博士課程修了。同年同大学商学部専任講師、66年教授。商学博士。2000年3月定年退職
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