内容説明
横浜は、幕末の開港によって日本最大の貿易都市となった。その横浜の近代的な交通手段と通信手段の登場を紹介し、インフラストラクチャーの整備過程を描く。
目次
第1章 江戸時代の神奈川と横浜
第2章 幕末・明治の動乱の中で
第3章 変わる交通手段
第4章 ものを運んで
第5章 貿易品が運ばれた道
第6章 情報を運んで
第7章 資料が語る交通史
第8章 古文書・古記録を読む
著者等紹介
西川武臣[ニシカワタケオミ]
1955年愛知県生まれ。1979年、明治大学大学院博士前期課程修了。現在、横浜開港資料館調査研究員。博士(史学)
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感想・レビュー
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rbyawa
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d130、正直、論文に近い形式なので仕方ないのですが読んでいて欲しくて仕方なかったのが地図だったかなぁ。神奈川宿はなんとでも調べが付くものの、神奈川湊というのがどこかわからず、「横浜」も果たして私が思い浮かべてる土地でいいのか、というのがわからない。いやでも港そのものは簡単には移動しないはずだし、しかし範囲が、となかなか悩ましかったですw かつては東海道、そして近代に入って横浜道(八王子への道)も使われ、蒸気船が走り東京と横浜をつないだという、鉄道が走るほんの少し前までの時代。貿易港となった横浜の本です。2013/09/12
Mockingbirdさん
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日本の主要港の中では歴史が浅い横浜、現住居のお隣八王子との関係が随所に出てきて、八王子は内陸とは言え日本は島国なのだなぁ~と思いました。2012/05/12