出版社内容情報
世界の銀行として資本輸出を推進した英国多国籍銀行の1890年代から20世紀末までの活動を全世界的な銀行業の中に位置づけて検証し、その盛衰の軌跡をたどる。
内容説明
HSBC、RBSはなぜ世界を制覇し、ミッドランド、ナットウエストは消え去ったのか。イギリス多国籍銀行の19・20世紀の世界的活動をグローバルな視点で描く。
目次
第1章 イギリス多国籍銀行の概観
第2章 創設、市場、戦略
第3章 危機と成長
第4章 銀行と政府
第5章 戦争と大恐慌
第6章 戦間期の銀行戦略
第7章 イギリス政府、イングランド銀行、多国籍銀行業
第8章 壮大な構想
第9章 戦後期の銀行業務戦略
第10章 グローバリゼーションの興亡
第11章 結論
付録