内容説明
先進的な都市行政で有名なドイツと比較しながら、日本の問題を浮き彫りにする。官僚や行財政、住宅事情、救貧制度など多方面から検討。
目次
第1部 都市化と都市システム(都市化から都市社会化へ―ドイツにおける近代「社会都市」の成立と発展;都市人口と都市システム―戦前期の日本;ドイツの都市システムにおける首都ベルリン)
第2部 都市問題と都市政策(関一の都市政策;第2帝政期ドイツの上級市長―F.アディケスの都市政策と政策思想;都市行財政システムの受容と変容―特別市制問題の視角から;第1次世界大戦期ドイツの救貧制度 ほか)
著者等紹介
今井勝人[イマイカツヒト]
1943年生まれ。東京大学大学院経済学研究科博士課程単位取得退学。現在、武蔵大学経済学部教授
馬場哲[ババサトシ]
1955年生まれ。東京大学大学院経済学研究科博士課程修了。現在、東京大学大学院経済学研究科教授
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