出版社内容情報
日本の労働・家庭生活基盤の歪みはなぜ生じたのか。資本主義的工業化に女性がどのように取り込まれたのか。実証的に解明。
内容説明
日本の労働・家庭生活基盤の歪みは、なぜ生じてきたのか。資本主義的工業化の仕組みに女性がどのように取り込まれたのか。
目次
女性と労働―その分析視点
第1部 工業化と女性労働(19世紀イギリスにおける雇用と家庭の再編成;第1次世界大戦前のバーデン繊維産業と女性労働―労働・技術・家庭;日本近代女性雇用労働の起点―「キカイ」と「年季者」の遭遇)
第2部 脱工業化と女性労働(雇用労働の女性化―イギリスの場合;雇用労働の女性化―日本の場合;女性と労働―今後の課題)
著者等紹介
吉田恵子[ヨシダケイコ]
明治大学短期大学教授(2004年4月より明治大学情報コミュニケーション学部教授)
斎藤晢[サイトウアキラ]
明治大学政治経済学部教授
東条由紀彦[トウジョウユキヒコ]
明治大学経営学部教授
岡山礼子[オカヤマレイコ]
文京学院大学大学院経営学研究科客員教授。明治大学短期大学名誉教授
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